うさぎのようなみみに。
ちんまりとしたてとあし。
まんまるいめにくろまゆ。
あおとしろのからだ。
おなかにつけたきんいろのりんぐで。
そらをとんだり、ひをはいたり。
「あーこれブタザル?」
「ブタザルじゃありませんミュウです。」
「(なんでそんなに真剣なんだよ)何?もらったの。」
「買ったんです。」
「・・・・はやった頃は学生だけど間違ってるだろ。」
「可愛くありませんか?」
「うーん、なんてかウザイって思っちゃうんだよね。
あしげにしたりはしないけど、・・・・あしげにされてたときに
耳がぴこぴこ動くモーションは可愛かったな。」
「(顔が緩んでる――ほんとうにそう思って)
可愛そうじゃありませんか、いたいけな小動物を。」
「そのいたいけなヤツが森を火事にしちゃったんだよね。」
「そうですけど。」
「その上、それで住処を失った魔物が村の近くへ来たところをやっけちゃうんだから
かわいそうだな。」
「人だって同じだからいいんです。」
「ふーん。ぼくにはどうだってどっちだっていいよ。
ブタザルはブタザルだし。」
「ミュウと呼んでください。」
「や、だよ。ねーブタザル。」
「イイ歳こいた人がぬいぐるみに話しかけるのはどうかと思いますがね。」
「持ち主ほどじゃないよ。」
住人吐色
(なにをどう思うかは自由、だけどきみがそうでないのは気に入らないのだ)
バ○フォア博士と被る件について。
ちなみに煩蔵は「ブタザル」といってめでてます。
○ニスのほうのぬいぐるみのほうが可愛く思える。
PR