逆転裁判オンリーサイト 【電気ネズミはアポロジャイズの夢をみるか】 のブログサイトです。 最初の3つの記事はABOUTみたいな。
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*ナオカミです。



どうも自分もその周りの友人も揃いも揃って
連絡と言うものが嫌いなわけでもないのに、
取ることをしないで平気で2、3ヶ月経過する。
こんな人付き合いを覚えてしまうと、
他の人に対しても同じ行動を取ってしまうのでは
ないかと危惧して、それと友人の生存の確認
(肉体的は勿論、精神面も)も兼ねて
自分から連絡することが多い、
通話料金を気にしながら。今回は二ヶ月ぶりだろうか?
一向に覚えられない友人の番号を
登録メモリがたっぷりと余っている電話帳を引いて探す。






久しぶり。
から会話は慣れたもので
軽口の応酬に続くのがセオリーだ。
容赦なく悪態を付きながら、積もる話をする。









「何?もしかしてオレの声が聞きたかったとか?」
「んなわけねぇだろ。」








元気にやっているか、なんていらぬ杞憂で。
二ヶ月会ってなければ聞きたくなるのも当然で。
正直聞けて嬉しかったのだ。
ただその声があちら側に伝われば
揶揄されるのは付き合いから知れている。
互いを褒めるならず、互いをとぼすのが挨拶だ。
(ごくまれに褒めたりするが・・・・悪いところを。)
笑わせるなと笑い飛ばす、自嘲も含めながら。







「―――――が、―――でさ。ほんと参っちゃうよな。」
「――――、そりゃあご苦労なこった。」








なんでもないように続き弾む会話。
こっちの出方がどうであれ笑っている
能天気な声が携帯から漏れる。







ああ




ほんとうに











どうしようもない
                     (し、どうならなくてもいい)
                           



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長年付き合いがあると言うのに、
呼び方と言うのはかわらないもので。
親しき仲に礼儀ありなど考慮している訳ではなく、
ただそういう雰囲気なのだ。
二人の間を流れる空気は、ウェットよりはいいがドライだ。
他の人から見ると除湿機が必要のように思えるが、
当人である彼と私の間にはそのような関係は
望んでないので、友人以上であるが親友ではなく、
親友と言うと
「やだなぁ、僕達悪友だろ?」と言われるので自分も
「そうですね。」と流すことに決めた。
二人の間に付けられた名称が変わったからと言って
変わるような人間ではないのだ。
二人とも。
それに「親友」と言うのを真面目腐って
言えるほど若くはなかった。
相手への嫌がらせに言うことは出来ても面と向かって
言うとなると唇の端がむずかゆさから震えた。
誤解されないように、誰に対してかわからない弁明だが、
述べておくと。
顔を合わせては互いを貶し合うような
屈折した関係が保つことを通りがいい「親友」で
表現することに笑いを禁じえなかったからだ。










元々普通に生活していれば合うことはないので、
久しぶりに会った。
それでいて全く日常生活に支障がでない、
精神にもなんら問題ない、
と言うのは友人であってもいいものか謎に思うが、
それでも繋がっていると言うことから仲が良いと言うのか。
なんとも言えないし、他の人に意見を求めるにしても
この年になって友情を鑑みるなど気恥ずかしい。
まだ色恋沙汰の方が気が楽と言うものだ。
だからどうだと言うのだろうか?
と考えるなら考えなくともいいものを考える。
そうであっても表面上は私はどうやらどの
久しぶりに会った友人、知人に対しても久々に
あった気をさせない行動をとるらしいので、
こちらがこんなにどうでもいいようなことで頭を悩ませているのは
勘づかれていないはずだ。
感情表現が苦手なことを感謝する数少ない機会だった。

















二言、三言。
近状を交す。
そこで話は最初に戻る。













私は彼を苗字で呼んだし、彼も私を苗字で呼んだ。
それは会った当初もそうで変わらない。
関係が変わった今でも、なんら。
ただ、それを唐突に不思議に思ったのだ。
今の今までまったく疑問に思わなかったのに。
憶測はついている。
離れている間にどうやら視野が広がったのだろう。
その世界は違えど。
一般的なものの定義も過程も弁えていた。
しかしそれを合わせると言う処世術に熱心でなかっただけで。
・・・照れくさいものがあった。
今更過ぎるのだ。
言ってみようと試みて、何度か口を開くが
緊張のあまり胃液が込み上げるような苦さが喉元に競りあがる。
それは彼も同じようで互いに暫し沈黙。
柄ではないとなんでもないことに対して生じる神経の張り詰めに
憤りを覚えた、同じように唐突に。





















「私は、あなたのことを名前で呼ぶなんて反吐が出ますよ。」
「僕も、君のことを名前で呼ぶなんて虫唾が走るよ。」




















申し合わせたような、その即妙の返答に。
知らず、口元に笑みが浮かんだ。
見れば彼は私と違って容赦なく正直に
非常にいい笑顔を浮かべていた。














と言う話を別の友人に語ると。
精神を疑われたが、その疑いは最もである。
何せ彼と私は今でもいい「友人」であり良き「悪友」だ。
そして「親友」ではないことは満場一致の見解のよう。
「何で(友達を)やってるのか?」と問われるが。















補足として、その問いに対する答えは出ていない。




















言葉でらう
            (容赦なく殴り合わなくなったから、だと言う)








今日のデザートはME○Uの3連プリン。
食器を洗うのが面倒臭いとか、
水道水と洗剤と労力を省くのだと述べて
底にある、ぷっちん
[それを折ることによってプリンを皿に綺麗に落とせる突起]は
使われずにいることを心苦しく思ってか皿によそる。
今回はそうだった。
そうすると3つでスーパーで安売りだったので
100円のプリンも高く見えるから不思議なものだ。
(そう成歩堂さんに言ったらアハと笑われた。
  だったらお給金を上げて頂きたいです、切実に。
 と真摯に訴えたところ、音速で首を左右に振られた)
プリンはよくみれば見る人によっては
花型に見えるかもしれないが、自分は角が丸い星型を
していているように見えて、スプーンでつつく。
向かいでプリンを食べている牙琉検事は
既に食べ終えそうだ。






・・・ねだられる前に食べよう。







一口、口に入れるとさっぱりとした甘さが広がって。
すっと消えるので甘いものがそれほど
得意でない自分でもおいしい。
3連プリン侮りがたし、だ。












「3連プリンって美味しいですよね、結構。」
「なかなかって所かな。」
「そうですか?自分はかなり好きなんです、3連プリン。
 特に最近みないけど森○の3連プリンが一番です。」










あのプラスチックの部分は繋がっていて、
その上にパッケージがしてあって、
パキンと折って出す、ぷっちんがついていたか
どうか疑わしいあの簡素なものの
チープな味わいは他にはない魅力だ。











「え、それ。僕嫌いだな。」












裏表が少ないあなたが好きですけどちょっと
汲み取りませんかと思わずにはいられない。
彼に始まったことではない、
自分の周りにはそういう人だらけだし。
いちいち気にしてちゃ始まらないよ、な。
そう奮い立たせようとする俺の耳に牙琉検事の、
やっぱりプリンは一個の高めのヤツが美味しいよね、と言う言葉が
どこか遠くに聞こえた。













おいしいの
(すくなくともじぶんには)










長期休暇期間は実家に戻っており
オンライン環境があまり整っておりません。
それに加え、今回は親族に突然の不幸があり、
更新が停滞してしまい。
申し訳御座いませんでした。
社会之底辺×食物連鎖乃天辺迄÷児は
記事予約が間に合ったので更新は出来ていますが
こちらは少し、一段と遅くなってしまいそうです。
一週間に一度あるかないかですので。
その、よろしくお願い致します。








“いっしょにいられるだけでしあわせ”









なんてツツシマヤカ過ぎるんじゃない?
って思ってたんだけど、
ついつい頬が緩んでしまう自分を叱責しようと
思ってもでれでれとまではいかなくでもだらだらと
言うか安らいでしまっていたのでどうしようもない。
・・・幸せなのだからどうもしなくていいんだけどね。
でも、出来ればこっちを見てくれないだろうか?
なんせ一ヶ月ぶりなんだ。
会うのは。
誰だって、たとえば会うのが知人だったとしても
久しぶりなら少しくらい話をするよ。
彼女が何事にも付き物な例外の
ものでそうじゃないと言えばそうなんだけれど。








そんな僕の気持ちはしらんぷり
と言うか気付いてないというか
(後者だったら、凄い凹むし。
  前者だったら、とても凹む、どっちにしろ凹む)
多分、気付いてない。
机に向かったまま、レポートや課題を黙黙とこなしていて。
その表情は厳しい。
僕に付き合ってる暇なんて、ないのかも。
前に勇気を持って、話しかけたとき。
















「今、忙しいの。」















と切って捨てられた思い出は辛かった
(彼女との会話だから覚えている、皮肉さ)。
明日の三時にはバスに乗っていかなくていけなくて、
次会えるのはいつだろう。
そもそも「会った」と言えるのだろうか、この状態は。






(声が聞きたいんだ。)







出来れば、いなかった間に自分が見たこととか
聞いたこととか有ったこととか
どれもとりとめのないことかも知れないけど聞いて欲しい。
顔を見て欲しい。
自分のことを考えて欲しい・・・出来れば、のことなんて多すぎる!!










だったら、まず。













あのね、いてよ。
   (慎ましくそれでいてだいそれたお願いだ!!)














家庭科の時間。
包丁の使い方を少し習ってからいきなりやった林檎の皮むき。
包丁でまるままのリンゴを一本に切れないように繋げてむくなんてレベル高過ぎる
んじゃと思ったものだ。
けれど、やってみれば意外と出来るもので、太いながらも一本で繋がり
あの時は自画自賛したくなったのを覚えている。
今では切ってからリンゴをむくので役に立っていない。









はじめと言う先生の声で包丁を掴んだ。
次はリンゴを持って刃に親指をそえてむいていく。
器用な子は女子とか男子とか関係なくするするむける人は向けて
不器用な子は見ているこっちがハラハラする。
むけたら終わりなので焦る必要はない、ようは長くむければいいのだし。
だから先生も時が長くなりそうでも見守っていた。













「御剣、もう包丁持つのやめろ!!」














リンゴを持つ左手はまな板に林檎を押し付けて。
包丁はリンゴを皮と身と一緒にむいていかれると言うよりも削るで、
前に何人かやってるのを見ていたはずだし、先生だってそんな教えかたしていないし、
アイツの親だってこんなことしないはずだ。











「なんでこんなことを・・・。」
「難しいな・・・。」
「うん、そりゃあ難しいだろうね(そんなむきかたじゃ)。」









それから一緒に料理をする機会も当然ながらなかったから、なく。
料理の以前の腕前はどうなったんだろうかと、思い出しながら
デザートのリンゴにフォークをさした。










カシュっ











角刈りリンゴの
                   (だまあってみていたあおいそら)







 









段取りが悪いのか、いつも準備が長くなってしまう。
・・・いや、計画性がない割りに
小心者と言うのが悪いって自分でもわかってる。
これもあれも必要になるんじゃないかと思って詰め込んでしまう。











「大丈夫だよ。」











その声は落ち着いていた。
けれどもその実、全く違うのだ。
























「置いてくから。」

























あの人はそうでない時こそ朗らかに
























大丈夫だよ、と
          
                            (がくめんどおりにうけとることなかれ)
                                               












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青いピアニスト

   と

赤い弁護士



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