逆転裁判オンリーサイト 【電気ネズミはアポロジャイズの夢をみるか】 のブログサイトです。 最初の3つの記事はABOUTみたいな。
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語るにあたわず。




ぶちまけポリバケツ

は名言とか名文とか
の紹介BLOGサイトです。


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「はぁ………」
「……………」
「はぁ…………」
「なに?なんか聞いて欲しいの?」
「いえ、別に。」
「別に?」
「お腹が苦しくて、痛いんです。」
「なんか悪いモノでも食べた?」
「買い食いしただけですよ、コロッケを一個」
「ふーん。」
「で、そのあとにハンバークとベーコンとキャベツの
  スープとデザートにパンナコッタのカラメルソース掛けを
 食べただけです。」
「あっ、そう。」
「それにしても
『味がしっかりついておりますので、そのままでも充分
  おいしくいただけますので、どうぞ。』
  って詐欺ですね。
  煮たおからのような薄い味でブルーになりました。
  なんか妙に微かに甘くて、衣はおいしかったんですか。
  小腹がすいたからといって一時の欲望に身を任せ
 結果、ちょっとふんぱつをしてみたのに後悔のみ残り。
 その上、珍しく弟が家に顔を出して
 今家庭的な男を目指してるんだといいだして頼みも
 しないのに手料理を振る舞い、またそれがしっかり
 心得ており私の好物でしたから、つい完食して
 しまいました。
 おかげさまでお腹が苦しくてたまりません。」
「ウェイトレスさんグレープジュース2瓶。
  グラスは一個で、あと持ち帰りように3瓶用意しといて。」
「聞いてましたか?成歩堂。」
「うん、あとボルシチ一皿とフレープ2つ追加。」




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成歩堂さんち同盟に加盟してみました。
ええ、まぁ、なんというか。





どこが、ほのぼのなんだよっていう。




ただガリューン→カガク刑事は◎だと思います。
正しく表記すると→が一つでは足りなさそうですけど。
いいかげんLogを小出しにUPしてないで、
新しいの書けよって思いました。
妹様に貸させて頂いているのですが、現在3の第3話で
忙しくてやれてないっていわれました。



( ゚∀゚)o彡°ちなみ様、ちなみ様



ってな感じだそうです。
ゴドーさんは……。
彼女はみっちゃんが好きです。



予断ですが夏休み実家に帰省中に珈琲好きになりました。
妹様が珈琲には拘っており、インスタントではなく
店で挽いてもらうタイプの珈琲をドリップして煎れてくれたからです。
ドドールのマイルドブレンドなんですが
アイスコーヒーは氷を惜しみなく使って、
煎れたての濃いホットコーヒーを注いで作ってもらえる
奴は(゚д゚)ウマーで御座いました。
思わず、珈琲の道具と豆を揃えちまったんだぜ。
今日は雨ですが、耐熱性のアイスコーヒー用のグラスと
計量カップ、コーヒー粉入れを購入する予定。
実家にミルがあるので機会があれば持って来て
洗って、使ってみたいです。


ニトリにあった耐熱ビーカーで飲むのも楽しそうですね。



でも米びつ表示がされていてちょとマヌケ。








行為のたびに付けられる唇を落とした
鬱血などと言う可愛らしいものではなく、
左右の犬歯に力を込めて残される噛み痕は
彼のきっちりとした服装からは伺えない
そこらかしこにぼくが残したものだ。






或るものは浅く、或るものは深く。






よくもまあつけたものだと我ながら呆れるくらいに散りばめられた、
歯形は痛そうだが、酷く間抜けだ。
鬱血と変わりなく強いものはむささきがかって弱いものは赤い。
男の癖にそこいらのオンナノコよりも白く、
肌触りがいい皮膚は残りやすく筋肉も薄くて痕がよく残った。







(噛み応えがないな‥‥‥‥)







「健康的な歯並びですね。」
「やってるコト自体はとっても不健康だけどね。」






まじまじとマゾなのか付けらた痕を丸く磨かれた爪でなぞって、
歯の本数を数える妙な几帳面さに苦笑を浮かべて、歯を舌で撫でる。
つるりとした無機質な感触に歯と歯の間の溝と
尖った犬歯の凹凸の質感と痕の歯の形を照らし合わせながら、
眺めていると不意に顎を掴まれてひっぱられる。
その強さに文句の一つでも言ってやろうと顎を固定されたまま口を開けば
口内をがっと開かされて指を入れられた。
掻き乱し、口の中の粘膜に刺激を与えるような手つきではなく
歯科医がチェックするような指遣いは気持ちが悪くて、
力を入れて閉じてしまおうと何度も思ったけれども
指だけは痕を残す気に成れなくてされるがままに任せる。






「楽しいわけ?」
「ええ、楽しいですよ。きみの表情が実に怪訝そうに
 歪められているところなんて‥‥
 残念なことに虫歯や歯槽膿漏がないので押しても痛みはないでしょうが。」
「健康にこれほど感謝したことはなかったね。」
「よかったですね。」













嘘を吐[つ]け












シーツの海に潜り込んで白さに同化しそうな足首に噛み付いた。
痛みに微かに跳ねる傷痕に舌を這わす。
生地の上から宥めるように軽く叩かれた背中にぬくもりは伝わらない。













歯形はどこか棘に塗れた足環にも似て。











噛む
  (べつにおいしくないのだけれど)










*ナオカミです








幸せが、強[こわ]い。
そんなときは確認したくなる。
自分は思われているほどに
オプティミストではなくて絶えず不安がっている。
幸が薄い人生でもなく、むしろ他の人より幸せな人生を送ってきて、
隣の男が言うところの「珈琲の苦味が身に染みるにはまだ若い」、
といってもそう違わない歳だ、であるのにそう思うのは、
どんなことがあるかわからない。
未知への恐怖だとも言い換えれば言えるのだ。






(その分、幸せなんだけどな。)







知らない、と言うも幸せなことで浅墓である
と悟りつつ目の前の幸福を感受する。
ほんとうに浅墓であるのならばそんなことすら考えずに、
幸せであるのに。
そんなところだけ不器用だ、下手に賢いだけで
やり過ごし方を知らずにいる。
こればかりは経験で年を経るごとに差異は、
特に今は右横にいる男との開きっぷりには
ちょっと泣ける、あれ、少しなりとも積み重なって得ることが出来るが
急くように自分はそれを求めているのだ。
――――そのような姿勢自体が、
経験の無さと若さの証明に他ならないのだが、
人の欲求は実現可能よりも実現が不可能なほど
その可能性に反比例して高まるもので
あって、事柄が事柄だけに際限がない。
始終不安がるとは四六時中求めているとも、言える。









たとえば、隣に居られることを噛み締めたときに。
たとえば、隣を歩けることを見出すときに。
たとえば、隣で息をすることで満たされるときに。














いっしょに居れば常にあることが
こんなにも強[こわ]く、感じるなんて。
なんて幸せな人間なのだろうとも思う。
これで、茫洋と胸に根を張る不安を取り除くすべを見つければ、







(今度は、怖いか。)







その次は常用句で常套句の、幸せの怖さが待っている。
二段構えか・・・・と熟考しなおすと、なんとも果てがないように見えた。
幸せが、怖いなんていつのドラマだろうか?
杞憂に過ぎないと思うもすぐまたそれが打ち消されてしまうのは、
職業柄だろうか。
幸せに限らず何事も築くためには長い時間を要するも、
決壊するのは一瞬あれば十分なのだから。
そう、不幸を除いては――――――。







自分は唯、確かに自分は幸せであることが掴みたかったのだ。







「で‥‥なんでオレの尻をつねることに繋がるんだ、テンガロン。
 アンタのオツムはテキサスのサボテンかい?」
「たぶん、そのココロは水が溜まってる!!」
「正解者に珈琲一杯奢っちゃうぜ。」
「熱ッ‥‥ちょ、ちょっとはオレの話に耳を傾けてみようと思わない?」
「事情聴取は検察側のシゴトだろ?」
「分け隔てなくいろんな人の話を聞くことが
  人格形成をより豊かにするものだろ?」
「‥‥オレもオトコだ、懐は狭くねえ。聞いてやるぜ。」








懐が広かったら、いきなり珈琲を
ぶっかけないだろ‥‥と胸中で愚痴りつつ
珈琲で濡れて落ちてきた前髪越しに自己弁護をする。








(毎回のことだけとかっこ悪いな、オレって荘龍の前だと。)








「オマエといるとさ、ヤロー同士なのにユメみたいに幸せに感じるンだよね。」






なんでか、よくわからないけど。
ほっぺたじゃ珈琲飲んでたし。
おかしいなんて、重々似わかってるさ。





垂れて零れた珈琲が口中に苦味をポツリポツリと生じさせては消えてゆく。
気まずい雰囲気に、忘れてよ、と開きかけた頬を思いっきり抓まれる。







「そういうコトバは最近オレのとこまで電話を掛けてきやがる、
 アンタの健気なコネコちゃんに言ってやりな!! 」






タイミングを見計らったようにけたましく鳴った電話の液晶ディスプレイには
ご無沙汰の見慣れた番号が並ぶ。









わかりづらく染められた頬は自分の頬まではないにしろ赤くなっていて。







(ごめんね、オレのコネコちゃん。)














ピッ













‥‥‥‥を削除しました















爪を立てられて抓られた頬は痕が残って痛かった。






















ぱん










存外に響いた乾いた音は静かな執務室を更に静かにした。
音の割りに手は痛くない。
手を傷めないようにと殴らずに平手で叩[はた]いた
のだからあたり前であるけれどもぜんぜん痛くなかったので
なぜだか興醒めしてしまった。
御剣は打たれた微かに赤くなった頬に手もあてないで、
これはただ単に彼はそういう行動をとりそうだと思っただけ
なのだけれども、ぼくを見ていた。
こういう表情を呆然とした、と表現するのか。
色素の薄い目は叩いたぼくを責めていなくて、
責め始める前に伏せられた瞼といっしょに消える。





「ねぇ、御剣。なんで痛くないんだろう。」





掌に感じる衝撃からの熱はどんどん
その性質上で空気中に吸収されて冷めていく。
むず痒く感じた痛みは霧散していって感覚が戻ってきた。
伏せられた瞳はぼくを見返すことをしない。
まるで見の前の物体を映し、視神経を通して脳に認識させる、
と言う一連の機能を忘れてしまったかのように、
狭めて敷かれたカーペット、絨毯だろうかに定まっている。
ぼくは、きみを責めていないよ、
と何度でも言ってあげているのに、謝罪を求められているかの
ような素振りをとるので、ますますきみを許せなくなった。
許せなくなったと言うことは許せないようなことを
きみがとったかと思い返せば、理不尽なのかもしれない。
きみは、悪くない。きみはなにもしなかったんだから。
ぼくがひとりで怒っているだけで、
きみはどうしてぼくが怒っているのかわからずに
つったってしまっている状態なんだろう?
でも、ぼくは反省していない。
きみがぼくに対して意味もわからずに感じている罪悪感以上に。
ぼくがきみを叩いて、なにがいけないの?とさえ思っている。
傲慢だ、不遜だ、身の程知らずの身の丈合わずで、身勝手なんだ。
ぼくはきみを叩くたびにぼくと言うものに失望を禁じえない。
ぼくはどんどんぼくを嫌いになってしまうのに。
きみはぼくから離れずに傍にいてくれるのだから、笑ってしまう。






「殴るほうが痛いと思ってたのに。」






殴るじゃなくて叩くだろうというのは些細な矛盾である。
キャッチフレーズのセオリーだから、この台詞は。
ありがちで、用法は反対であってでも同じで。
引いていく掌の表面の赤みときみの頬の赤みに。
こんなにも残念がっているぼくというものがわからない。
御剣の瞳がチラリとぼくを窺うように泳いだ。









(ひっぱたきたい)









悪びれずにぼくは考える。
殴りたいではなくひっぱたきたいのは
自己防衛本能ではなく、痛みから逃げるというもの、
きみであるからだ、と答えが出た。














たたく
          (左頬は今日も差し出される。)






*実録系。
  成歩堂 = bonkura
  狩魔冥 = sister





お金があったら、と度度思うなんていけないことなのだ。
と言いながらやっぱり思う。
思っても叩いても財布の中身はクッキーみたいに増えっこない。
バイトもうちは禁止だし、お小遣いとお年玉のやりくりは
毎年かわらないのに。
すでに月の半ばにして寂しくなった
懐具合に自嘲する(自重のほうがいいな)。







「お金がたくさんあったらどうする?」







ぼくは隣の彼女に聞いた。
肉親であるけれども彼女の名前を呼ぶのは苦手だ。
生まれてこの方、彼女を敬称なしで
名前で呼んだことはただの一度もない。
続柄でよく呼んでしまってその度に母親に怒られ
叩かれたことを思い出した。
思わず、顔がその痛み
(痛みと言っても母は痛くない、ただ回数が多くていやだ)に
ゆがんでしまったが彼女は別段気にしたふりも見せず。









「札束で人のほほを殴りたいわ。」








高校生のオンナノコなんだからぼくにはまったく興味がないけれど
ブランドの名前をあげて欲しかった。
そうでなければ海外に行きたいとか、新しい服が欲しいでもいい。
子供っぽくても新しいゲームが欲しいとか、自分の部屋が欲しいとか。
真面目なきみらしく、参考書が欲しいとか、塾で講座も取りたいとか。











「・・・・はどうするの?」












思考に没頭していたら、今度は自分が聞かれた。
お金が欲しいとか思いつつ、ぱっとは浮かばなかったけれど。
彼女に習ってぼくがやりたいと思うことは言えば。
自分で考えておきながらどうだろう?








「枕の下に入れて寝たいかな?」









案の定笑われたけれど。
いっそすがすがしくて笑ってしまった。









ぼくときみとはちがうもの
                 (でも我ながらはずかしい)






*実録系統




体がそんな丈夫じゃないくせに
(これは家系で自分もそうなのだけれど)、
煙草を吸って酒を飲んで、遅くまでゲームをやっていたりする。
付き合いで酒は仕方がないとして、煙草は減らせるものだろう。
・・・・授業参観で煙草の害を扱った日なんて、
「アンタに悪いんならますます吸わなくちゃな。」
と言った人間だからどうしようもないか。
長い間嗅いでいる匂いはそれでも慣れなくて。
副流煙を吸う自分のほうが軽い酸欠状態になってクラクラする。
そんな様子をみてニヤニヤ笑っていて、わざと風上で吸うし。
その煙草を断れないとわかって買いにいかせるし、
ほんとロクでもない人間だ。
駄賃が貰えるわけでもなくて、ついでに
仕事も手伝わされることが多い。
よく考えなくてもいいことがない。











「死んだらどうするんですか?」
「死んだら死んだだろ。」













こともなげにいう。
煙草を旨そうに銜えて、ニヤリ。
いつもの性質の悪いジョークだ。














「・・・・あとは頼むぜ。」











(わかっているなら、やめてくれよ。)











痛む頭は酸素がヘモグロビンが酸素でなく
一酸化炭素と結びついているからだろう。










そんな言葉は欲しくない
                     (いつものようにわらえったら)


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