逆転裁判オンリーサイト 【電気ネズミはアポロジャイズの夢をみるか】 のブログサイトです。 最初の3つの記事はABOUTみたいな。
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「ありがとう、牙琉。助かっちゃたよ。
 感謝してる。いつも迷惑掛けるね。」









いつもは当然のように言わないか、茶化すように軽く述べるに留まる感謝の念。
それを珍しく男は愁傷に声に出す。
何度も騙されてきたというのに歓喜の渦に飲み込まれそうになる己がつくづく、
オメデタイものだと笑ってしまう。
もし何も知らずにいれば素直に応えてしまいそうになる言いようは、
ズルイとしか言いようがない。















「口先ではなんとでも言えるでしょう?」














伴うものなどないと言うのに。
受け入れていれば、幸せなのかもしれない。
言わぬが花とも言えるのだそういう意味では。
あぁ、笑う。
あの男は屈託なく。












「そうだよ。なんせタダだから。」










何故だが叩かれた憎まれ口に嬉しそうにぬけぬけと言う男に
私はいつも負けてばかりいる。










(そう言うことさえ、お見通しなのだ。)
















から生まれてきた男
                       (わたしも、そして、また)












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第④弾は懲りずに実録。
漫画にしろよって自分でも再三再四思うのですが、開き直りました。
出来ないものは出来ない、と。
日々こうして自分はハードルを飛ばずに倒したり迂回しております。
今回は前回より実録にしたため、口調と人称以外はそのままです。
前は背景を曖昧にして、キャラの名前を呼ばせたのでわりと言われなければ
そのままの二次創作にだったんですが。
なにを思ったのかそれだけに留めました。
パラレルと思えば読めるね。
・・・・馬鹿は死んでも治りません。
一度小さい頃に気を失って頭を打って病院に救急車で担ぎ込まれ
「年齢と名前をきかれる」貴重な体験を経て、ものっそ精神面は
悪化しました、打ち所が悪かったのか。




キャラはモデルの性格や立場によって変えてみたりしてみたりも
(実録なら代役としてもそうだろ・・・・当然だろ、もう一人の自分が申しております)
読めるか、な。・・・・・読めると思います。


HTMLの本を引っ張り出して、今まで読み辛かったと稀有なことに
学んでちょっと画面を変えてみました。
ちょっとしか変えれない技量。






今日気づいたことは自分は御剣いじめが好き過ぎるということでした。
そのことには素晴らしく和様のおかげなような気がします。
有難う御座います。






ネタバレになりますので、出来れば拍手を見てから詳細を
続きから見てください。


全体的にネタバレになるので気になる方は
なるべく、出来るだけ拍手を見てからの閲覧をお願いします。
ではでは。





長年付き合いがあると言うのに、呼び方と言うのはかわらないもので。
親しき仲に礼儀ありなど考慮している訳ではなく、
ただそういう雰囲気なのだ。
二人の間を流れる空気は、ウェットよりはいいがドライだ。
他の人から見ると除湿機が必要のように思えるが、当人である
彼と私の間にはそのような関係は望んでないので、
友人以上であるが親友ではなく、親友と言うと
「やだなぁ、僕達悪友だろ?」と言われるので自分も
「そうですね。」と流すことに決めた。
二人の間に付けられた名称が変わったからと言って変わるような
人間ではないのだ。
二人とも。
それに「親友」と言うのを真面目腐って言えるほど若くはなかった。
相手への嫌がらせに言うことは出来ても面と向かって言うとなると
唇の端がむずかゆさから震えた。
誤解されないように、誰に対してかわからない弁明だが、述べておくと。
顔を合わせては互いを貶し合うような屈折した関係が保つことを
通りがいい「親友」で表現することに笑いを禁じえなかったからだ。










元々普通に生活していれば合うことはないので、久しぶりに会った。
それでいて全く日常生活に支障がでない、精神にもなんら問題ない、
と言うのは友人であってもいいものか謎に思うが、
それでも繋がっていると言うことから仲が良いと言うのか。
なんとも言えないし、他の人に意見を求めるにしても
この年になって友情を鑑みるなど気恥ずかしい。
まだ色恋沙汰の方が気が楽と言うものだ。
だからどうだと言うのだろうか?
と考えるなら考えなくともいいものを考える。
そうであっても表面上は私はどうやらどの久しぶりに会った友人、
知人に対しても久々にあった気をさせない行動をとるらしいので、
こちらがこんなにどうでもいいようなことで頭を悩ませているのは
勘づかれていないはずだ。
感情表現が苦手なことを感謝する数少ない機会だった。











二言、三言。
近状を交す。
そこで話は最初に戻る。












私は彼を苗字で呼んだし、彼も私を苗字で呼んだ。
それは会った当初もそうで変わらない。
関係が変わった今でも、なんら。
ただ、それを唐突に不思議に思ったのだ。
今の今までまったく疑問に思わなかったのに。
憶測はついている。
離れている間にどうやら視野が広がったのだろう。
その世界は違えど。
一般的なものの定義も過程も弁えていた。
しかしそれを合わせると言う処世術に熱心でなかっただけで。
・・・照れくさいものがあった。
今更過ぎるのだ。
言ってみようと試みて、何度か口を開くが
緊張のあまり胃液が込み上げるような苦さが喉元に競りあがる。
それは彼も同じようで互いに暫し沈黙。
柄ではないとなんでもないことに対して生じる神経の張り詰めに
憤りを覚えた、同じように唐突に。











「私は、あなたのことを名前で呼ぶなんて反吐が出ますよ。」
「僕も、君のことを名前で呼ぶなんて虫唾が走るよ。」











申し合わせたような、その即妙の返答に。
知らず、口元に笑みが浮かんだ。
見れば彼は私と違って容赦なく正直に非常にいい笑顔を浮かべていた。










と言う話を別の友人に語ると。
精神を疑われたが、その疑いは最もである。
何せ彼と私は今でもいい「友人」であり良き「悪友」だ。
そして「親友」ではないことは満場一致の見解のよう。
「何で(友達を)やってるのか?」と問われるが。




















補足として、その問いに対する答えは出ていない。









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